会計基準とは?
会計基準という言葉は聞いたことはありますか?少々わかりにくい言葉ですので、解説をしてみましょう。
企業会計の会計基準
企業会計の世界には会計基準があります。これはなぜ必要かというと、一定の基準が無いと、その企業の収益力を比較することができないからです。その企業のある時点での純資産やある期間の損益を他の企業と比較する、すなわち評価するためには、他の企業と同一の基準で経営成績と資産・負債を表示していなければなりません。
企業会計の原則
企業会計はこの同一の基準によって決算を表示することで、その財務内容を比較することができるようにするために、企業会計では会計基準が必要とされ、また、それは、さまざまな事件を経験していくことで改善されてきています。会計基準にはさまざまな原則がありますが、比較可能性を確保しない会計基準はあり得ない、ということははっきりしています。
公会計の会計基準
公会計でも、現在、公会計基準が議論され、試作されてきています。これには、二つの流れがあり、一つは国家や公権力というものが未成熟な国のために一定の規範を標準として与えることによって、その発展を通時的に又は共時的に評価しようとするものです。もう一つは、アングロサクソン国における財政悪化を端緒として議論されているものです。これは、従来の公会計規範が、公共的な財産を保全しなければならないとの観点が強く、横領的事犯を防止するために羈束性が高くなっていたために、経済的な裁量を働かせにくいものとなっていたのを改めようとする議論から派生しているものです。