簿記と会計の関係
ここでは簿記と会計の関係についてみてみましょう。両者にはどのような関係があるのでしょう。
簿記の目的
簿記は、会計処理といわれる企業が毎日行う取引から貸借対照表や損益計算書を作成する方法の習得を目的としています。一般的な学校等での簿記の授業では、取引の仕訳を書いたり、電卓を使って当期の利益額を計算して損益計算書や貸借対照表を作成し、将来のために模擬的にして習得していきます。簿記で伝えたいことは、経営活動の結果とその原因を伝える事なのです。
会計学1
会計学は、貸借対照表や損益計算書を作成する際に行われている会計処理のバックボーンとなる理論の習得を目的としています。例えば、簿記でやった建物や機械設備の減価償却費の計算などがこれに当たります。会社の財産として所有している建物や機械設備の減価償却費を計算します。価値の減少を貨幣価値に換算し、建物や機械設備を利用することで得られた収益に対応する費用として、耐用期間にわたって配分するというのがひとつの理由です。
会計学2
もう一つの理由は、期間損益計算を適正化する目的です。建物等の減価償却費は、一定額や一定率で計画的に規則的に減価償却費を計上し、適正な損益計算をします。ただ注意しないといけないのが、定額法から定率法へ変更したり、その逆をしたりすると、計算される利益額は変わりますね。